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2008年 06月 12日
相棒の劇場版を観てきた。
最近の邦画のパターンであるテレビドラマの映画化だ。 テレビの人気番組を映画化するという手法は、 あまり好きではないが テレビ版の相棒は、以前からファンで見ていたし、 前宣伝ももの凄かったし、公開緒の評判も良かったので 是非観たいと思っていた。 沈着冷静ながらもハートは熱い水谷豊さん演じる杉下右京。 少し感情が先走るけれども右京をしっかりサポートする寺脇康文さん演じる亀山薫。 この二人を取り巻くいろいろな人間たち。 そんな人間関係を背景に、 事件の裏側にある国家や警察やいろいろな制度の矛盾を 主なテーマにしてきた相棒だが、 今回も、外務省や政府の保身という国家の犠牲にさせられてしまった 海外ボランティアの若者の死を巡る事件を見せてくれた。 事件を解く鍵は「チェス」。 犯人と杉下右京との戦いは、チェスの駒の動きをベースに展開された。 話の流れとしては、わかりやすかったし、 チェスの手法を取り入れていたのも面白かったし、 物語の元凶になった元首相や外務省の保身 自分の身内まで悪者にしてしまう政治家の出世欲 テロリストに囚われの身になったにもかかわらず 国家権力の力で犯罪者扱いにされた上に見殺しにされ なおかつ、事件がなかったことにされた憤りを 犯罪という形で晴らそうとする父親と友人、 などなどなど 見どころが満載で しかも、テレビと映画の大きな違いである奥行きの深い映像や、 殺されたボランティアの父親(木佐原芳信)役の西田敏行の好演もあって 楽しめた。 でも、少し物足りないというか、もったいないというか 消化不良なところがあったのがおしかった。 例えば ・父親の木佐原芳信は、がんで残り少ない命であり、取調べ中に倒れてしまい ほぼ亡くなっているし、そのことはエンディングを見るとわかるのだけれど ハッキリ亡くなるシーンがなく中途半端だったこと。 ・父親と共謀し、実行犯として終始右京と対決していた先輩の塩谷和憲(柏原崇)が 何の発言もなく(思いを吐露することなく)、中途半端に亡くなってしまったこと。 ・メインキャストであるたまき(髙樹沙耶)と美和子(鈴木佐羽)の出番がいつもより 少なかったこと(せめて何分で完走したのかくらいは知りたかった) ・捜査1課の伊丹刑事(川原和久)がしっかり亀山のサポートをしていること。 ・最後に片山雛子(木村佳乃)にSファイルを渡した鹿手袋啓介(西村雅彦)の存在が いまいちはっきりしなかったこと。 ・何か、テレビ版歴代出演者の顔見せ的な要素が多かったこと。 といったようなことだ。 気にしなければ、ストーリー展開上まったく問題にならないし、 そんなことを入れれば冗長になってしまうのかもしれないが なんか、消化不良感があった。 とは言え、劇場版は劇場版で、テレビ版とは違うということだと思うし 十分に見ごたえがあった。 ただ、何となくだが、劇場版がパート2、パート3・・・と 続かない方がいいような、そんな気がする。 それにしても、もの凄い数のエキストラだった。 撮影も大変だったろうに・・・ じゃんじゃん by dun_nii | 2008-06-12 01:14 | おでかけ
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